広島、京都、奈良への修学旅行に行ってきました。
出発の時だけ雨でしたが、旅行先では天気に恵まれた上、満開の桜に出迎えられ、
大きく体調を崩す生徒もおらず、クラス全員が参加した最高の3日間になりました。
初日は鉄道での旅となりましたが、初めて新幹線の乗ったという生徒もいました。
12時には広島到着。お好み焼きを食べた後、路面電車で平和記念公園に向かいました。
公園では、被爆体験をされた方のお話しをお聞きし、資料館の見学をした後、千羽鶴を捧げて
亡くなられた方のご冥福を祈りました。平和の大切さを改めて感じる機会となりました。
この日は、記念公園近くのホテルに宿泊しました。おいしい料理に舌鼓を打つ生徒達。
大満足のようでした。
2日目は、広島から新幹線で京都へ移動。京都では、グループ毎にタクシーに分乗し、
自分たちが決めた見学地を回りました。二条城、金閣寺、清水寺が人気でしたが、
3年生らしく学問の神様を祭る北野天満宮へ行くグループもありました。
京都で宿泊後、3日目はバスで奈良へ移動。興福寺の国宝館を見学後、東大寺に向かい
ました。東大寺では鹿にせんべいをあげる体験をしました。中には、鹿に追われ逃げ惑う
生徒もいました。本堂の見学では、建物や大仏様の大きさに圧倒された生徒達。空いて
いたこともあり、柱くぐりも体験できました。友達に引っ張られてようやく通ることができた生徒の
様子を、多くの外国客が笑いながら見ていました。
若草山の食堂で昼食後、最後の見学地法隆寺へ。法隆寺では、長野県の中学生がたくさん
いました。本堂から大宝蔵殿、夢殿を回って見学終了。生徒達にとっては。まさに夢のような
3日間になったようです。
まとめの会では、ある生徒が「この18人で行くことができて良かった。ありがとう。」と話しました。
全国に100万人以上いる中学生の中の18人が、2泊3日を共にする旅行ができたこと自体
奇跡ですが、更に様々な体験を通して、学び、成長する旅行となりました。
この体験を、今度は学校の顔となるべく、或いは受検へと活かして欲しいと思います。
この旅行を支援してくださった保護者の皆さん、村の皆さん、添乗員さん、バスやタクシー、
ホテルの従業員の皆さんに感謝です。