NPO法人松代大本営平和祈念館理事の飯島春光先生を講師にお迎えし、
2年生が平和学習を行いました。
飯島先生は、元中学校の教員で、赴任された学校で中国残留日本人孤児
2世の生徒達が差別を受けている実態を知り、差別をなくすための取り組みを
始められました。以降、太平洋戦争や満蒙開拓団等について研究を深められ、
現在は松代大本営を訪れる方に解説をしたり、学校で平和学習の指導をされたりしています。
本校では、2年生の平和学習の講義に毎年お越しいただき、松代大本営跡の見学や
3年生の広島修学旅行と続く、一連の平和学習に取り組んでいます。
今回は、現在世界各地で起きている戦争の話から始まり、太平洋戦争や
松代大本営跡について等から、戦争の悲惨さと平和の大切さについて、
生徒の一人一人に語りかけるようにお話をしていただきました。
生徒の感想です。
「戦争で亡くなった人は思ったよりも多かった。松代大本営や無言館に行って
もっと詳しく見たり、聞いたりしたいと思った。戦争は本当に怖いものだと思った。」
「木祖村からもたくさんの人が兵隊に行ったり、死んでしまった人がいることを知れた。
今度、松代大本営や無言館に行って、当時の様子や状況を知りたいと思った。」
生徒達が大人になることには、各地での戦争や紛争がなくなっていて欲しいと思います。