本年度3回目の避難訓練は、休み時間に理科室から出火、
生徒・職員への予告なし・行方不明者有りという想定で行われました。
突然の非常ベル。「ギャー」という生徒の声が漏れ聞こえてきました。
当然ですが、実際の災害はいつやってくるかわかりません。そんな時でも
冷静に判断し、落ち着いて避難できるか確認するのが今回の訓練のねらいです。
ある研究では、突然の災害に見舞われた場合、冷静に行動できる人は全体の
10~15%で、残りは、我を失って泣き叫ぶ人か呆然として何もできない人だそうです。
今日の訓練では、ほとんどの生徒が落ち着いて行動できていました。ただ、実際に
突然の災害に遭ってしまうと、こうはいかなでしょう。そのためも、「想定外」を
「想定内」にする、訓練が大切だと言う話を生徒にしました。
まさに「備えあれば憂いなし」です。