パラアルペンスキーで5回パラリンピックに出場された松本市波田出身の
三澤拓さんを講師にお迎えして、本年度の人権講演会が行われました。
三澤さんは、6歳との時に交通事故で左脚を失われてしまいます。
しかし、お母さんの「なんでもできるから大丈夫。」との言葉に勇気をもらい
スキーヤーなるの道を選びます。しかし、その過程は決して簡単ではありませんでした。
しかし、持ち前の負けず嫌いと、たゆまぬ努力で日本代表として5回もパラリンピックに
出場されました。
三澤さんの好きな言葉は「できるかできないかではなく、やるかやらないか」だそうです。
「結果で成功か失敗かを判断するのではなく、挑戦すること、やってみることが成功なんだ」
ともお話しされ、挑戦することがいかに大切かを教えてくださいました。
そんな熱いお話しの後は、義足を外され、「みんな、足や義足を触りに出てきて」
と声をかけらました。実際に義足を持った子どもの多くは「重い!」との声が出ていました。
一方、足を触ったときは「やわらかい。ぷにぷにしてる。」との感想。
とても気さくに子ども達に関わってくだいました。
生徒の感想です。
今日人権講演会がありました。事故にあってしまった人や障がいのある人は特別扱いされたく
なかったり、健常者と同じような生活をするために、すごい努力をしたりしていることが
わかりました。私も、1人1人の違いを認め合って世界中の人が暮らしやすい社会にしていき
たいなあと改めて思いました。
子ども達の心に響くお話をしてくださった三澤さん、また三澤さんを紹介してくださった
古井さんに感謝です。