登校日84日の2学期が終了しました。
最終日となったこの日は、終業式の前に、1月に行われる
アンサンブルコンテストの壮行会が行われました。
演奏後、吹奏楽部の生徒に話を聞くと、知っている人ばかりの前
で、しかも距離が近くて緊張したそうです。だとすると本番は、
緊張せずに済むかもしれませんね。当日に向けて頑張ってください。
続いては、2学期に部活等で表彰を受けた生徒に、校長から改めて
賞状を渡し全校生徒に紹介をしました。努力の成果を皆で分かち合いました。
そして終業式、各学年の代表の生徒が2学期の振り返りを発表しました。
それぞれの目標に向けて、自分なりのペースで取り組めたようです。
ある生徒は「やりたいことと、やらなければいけないことのメリハリをつけたい」
と発表しました。さすが中学生だなあと思いました。
続いての校長講話では、「オール1の落ちこぼれ、教師になる」の著者
宮本延春さんの経歴と学び意味について紹介しました。
宮本さんは中1の成績がオール1でしたが、アインシュタインのこと知って
物理学に興味を持ち23歳で高校の通信制に入学。27歳の時には、
誰もが不可能と思っていた名古屋大学理学部に猛勉強の末合格。
36歳で母校の高校で教師になられたという経歴の方です。
その宮本さんは、勉強の意味について「目標を達成させるための
努力こそが『学ぶ』という行為そのもの」と言われています。
やらされる勉強ではなく、宮本さんのように、自分の夢を実現
するための勉強であったなら、勉強が大変なものではなくなる
かもしれません。